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起業家教育中間報告 2班(北柏建材有限会社)

・企業の課題

北柏建材の主な課題として挙げられたのは「人手不足」です。現在社内には10人の従業員がいますが、若い世代が少なく、年齢の高い世代が多いため、この状態が長引くと現在よりも人手不足が深刻化し、仕事も多く受けられないという悪循環になってしまいます。そのため、若い世代がこの会社(業界)を魅力的に思ってもらうことが重要になります。

・中間報告の内容

北柏建材は生コンクリートを扱う会社で、ミキサー車を使って依頼場所まで生コンの運搬を行います。この会社では人材不足が課題で、その原因として考えられるのが重労働です。ミキサー車での運搬が終わったあと、生コンクリートが固まる前に洗浄をしなければならず、水の入ったバケツを持って何度も往復しなければなりません。そのような重労働をカバーするために考えた解決策が、福利厚生を充実させてモチベーションを上げるという案です。1つ例として取り上げるとルーラ制度というのがあって、7年働いたら旅行ができるように5日間の休暇と15万円が支給されるものです。若い世代を取り込むためにも福利厚生の充実は必要になります。

・フィードバックを受けて

働いていた人がすぐに辞めてしまう理由は重労働がきついからという理由であって、福利厚生ばかりに囚われていてはいけない。生コン会社というのは参入障壁が高く、安定した収入を得ることができるのを武器にできるといいかもしれない。重労働を減らす案として、生コン会社同士で資金を出し合って洗浄の機械を購入することを北柏建材を中心に話を進めることができればかなり良い。

・今後のアクション

もう一度企業訪問を行い、今回の中間発表を通しての今後を会社側と話し合う。その際、従業員に対してどこが魅力に感じたのか、長く続けている理由はなぜか、どうしたら働きやすいかなど具体的なアンケートを取り、どんなターゲットに向けたどんな案を練るべきなのかを明確にする。

・中間報告の感想

北柏建材と同じ建設業界に関わる会社を担当している班があり、そこでは建設業界への偏見を払拭するために業務内容を広く知ってもらう、というような解決策が挙げられていた。実際、僕たちも会社側からこの業界のことを多くの人に知ってほしいと言われていたので参考にしたい。他にも、SNSを利用して知名度を上げるという案を考えている班が全体的に多かったので、そこも参考にできるといいかもしれない。