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【2年生】非認知能力数値化アセスメント「Edv Path」リフレクション会を実施しました。
授業やカリキュラム、学びで生徒たちの「どこがどう伸びているのか」を検証・分析したいと思っていたところ、今年度より「生徒たちの活動の効果測定」として、Edv Future株式会社様の「Edv Path」を活用させていただいています。「Edv Path」は、約50問の質問項目に答えていくことで、自身の非認知能力を数値化してくれるアセスメントテストです。
私が特に着目したのは、この「非認知能力」を生徒も教員も共通言語として理解でき、それらの能力がコースヴィジョン、コースコンセプトに則ったものであった点です。すべての能力をMAX値にするのではなく、「自分の特長やストロングポイント」を認知し自己肯定感に繋げていく。またこれまで上手くいかなかったことに対する原因追求が可能になり、対策をとることができる。さらに言えば、特定の非認知能力を伸ばすための声掛けのメソッドも指南していただけ、私たちのスキルアップにも繋がるなと。
2年生は昨年度末に一度、7月頭、夏休み明け9月と、計3回アセスメントテストを実施しています。
今回、初めてのリフレクション会ということで、9/7(木)にEdv Future株式会社 中野 涼様にご講演いただきました。中野様からは、「非認知能力とは何か、自分の結果をどう受け止めればよいか、今後アセスメントテストをどう活用していけばよいか」といった点をお話いただきました。
生徒たちは、自分の非認知能力に対して、「ここが強みとしていいのか。ここはもっと伸ばしていきたい部分なのか」と、まさに「まだ見ぬ自分」を一つひとつ紐解いているようでした。
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また、「Edv Path」はアカデミックフロンティアコース、全学年導入しております。1年生もこれからリフレクション会を実施し、3年生は推薦受験への自己分析に活用させていただいています。
コース教員団としても、自分たちが提示しているカリキュラムは生徒たちの「生きる力」を伸ばしているのか、検証と分析を重ねていかねばと、引き締まる思いです。